2012年2月29日水曜日

■遊技機メーカー11社がGCジョイコHD株を共同取得

ゲームカード・ジョイコHDは2月29日、同社筆頭株主のSANKYO、第2位株主のデータ・アートが同社株式の一部を遊技機メーカー11社(共同買付者11社)に譲渡したと報告した。11社は、奥村遊機、サンセイアールアンドディ、ソフィア、大都技研、大和製作所、高尾、高砂電器産業、竹屋、豊丸産業、ベルコ、マルホン工業。

2012年2月27日月曜日

■同友会 消費税増税後の対応 選択式に

日本遊技産業経営者同友会は15日、都内で2月度定例理事会を開催。理事会後の記者会見で、理事会では消費税問題について協議され、消費税増税後の対応については一本化するのではなく、ホール・ユーザーが複数の選択肢の中から選べる環境を整える方針でまとまったことが報告された。
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン2/27号に掲載〕

2012年2月26日日曜日

【コラム】店長力UP講座・マーケティング入門(1)


【第1回】戦略を考える上で大事なこと

執筆=徳田幸修(STI 代表) 

思いつきや、その場しのぎの戦略で勝ち残れる時代ではありません。自店舗(自社)の持続的な競争優位を構築するためには戦略が必要です。

店舗戦略を考える上で大事なことは、戦略の策定から戦略実行、その結果検証に至るまでのステップを踏むことです。さらに重要なことは、各ステップ間の施策に一貫した整合性が取れていることです。

ステップを踏んでいない典型的な施策の例を挙げましょう。
「新台を何台導入するか?」という皆様のホールでも日常的にある経営課題に対して、単に話題機種であるとか、近隣の競合店がX台導入するからという理由で、その新台の導入台数を決定しているのであれば、それは戦略ではなく、ただの思いつきです。
仮にその選択が成功したとしても、ステップを踏んでいないので、次の機械戦略に活用出来るようなエッセンスを得ることはできません。再び思いつきで戦略を決めることになります。

次に、整合性のない施策の例を挙げましょう。
内部分析の結果、商圏内の自店舗のスロットシェアが相対的に低いことが分かったにもかかわらず、スロット全体の市場が伸びていることを理由に話題機種を大量に導入し、思うような結果が得られなかったというケースです。
この場合、そもそも自店舗のスロットシェアが低い何らかの理由が存在するはずです。その理由を明らかにして、どのように解決するかという本質的な課題設定をしなければ、稼働向上は遠のくばかりでしょう。

本稿では全12回にわたり、経営戦略からマーケティングに至るまでのプロセスを、実際の店舗経営に落とし込んだケースで分かりやすく説明させて頂きます。ぜひ参考にしてください。その第一歩として、用語の定義について具体的な共通認識を持つ必要があります。

皆さんの社内会議でもよく「戦略的に考える」とか「マーケティングが重要」といった発言が出てくるのではないでしょうか? 
では、「戦略/戦術」「マーケティング」という言葉を皆さんは具体的にどのように捉えているでしょうか? 会議に出席している全員が、同じような共通認識を持っているでしょうか?

本稿では、皆さんに共通認識を持ってもらうためにも、「戦略」と「マーケティング」を次のように定義させて頂きたいと思います。

戦略とは何か? 
身近な例で説明しましょう。友達との飲み会に行ったら、気になる異性が3人いたとします。しかしあなたには、体も時間も使えるお金も限られています。当然3人全員にアタックすることは不可能です。そこであなたは最も可能性の高い1人を選んで、他の2人は諦めます。これこそが戦略です。つまり戦略とは「何をやるか」と同時に、「何をやらないか」(=戦いを略す)を決めることです。ホールの仕事でいえば、自店において「できること」と「できないないこと」を見極め、できることに集中して顧客に価値を提供することです。

マーケティングとは何か? 
先程の例でいいますと、ターゲットの異性(顧客)にどう振り向いてもらう(自店の顧客になってもらう)かを具体的に考えることです。手法はアイデアの数だけありますよね。そしてそれこそが、まさしく「戦術」なのです。

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※本コラムは月刊アミューズメントジャパン2012年1月号に掲載した記事を再掲載したものです。




【執筆者プロフィール】
とくだ・ゆきのぶ
福井県出身。大阪経済大学 経営学部卒業、グロービス経営大学院卒業(MBA)。
大学卒業後、新卒採用で大阪府のパチンコホールに入社。その後、出身地に戻り3店舗のパチンコ店経営に携わり2003年から2008年まで代表取締役社長を務める。在任中に国内MBA取得。現在は、パチンコ業界の社会的地位確立・現場能力の向上をサポートするため株式会社STIを設立、人材育成に取り組む。

■ぱちんこ情熱リーグ1次予選 『ベラジオ本店』トップ

「ホールで働くスタッフに光を当てる」ことを目的に、覆面モニター調査と特別審査でサービスやクリンリネスなどを評価する『ぱちんこ情熱リーグ』の第3回大会1時予選の結果が15日に発表された。


参加312店舗中、200点満点でトップに立ったのが関西で16店舗のホールを経営するベラジオコーポレーションの『ベラジオ本店』(大阪府大阪市)。同社からは8店舗が上位30位にランクインした。
今年4月には、覆面モニター調査員による2次審査が実施され、決勝に進出できる6店舗が決定する。決勝大会は7月18日、東京都浜松町のメルパルクホールで開催される。

2012年2月25日土曜日

■福山市(広島) 8ホールを一時避難施設に

広島県福山市(羽田晧市長)が7日、福山市遊技業協同組合(富山長鎬理事長)とホール8店舗の自走式立体駐車場を津波発生時の一時避難施設として使用する協定を締結した。広島県内の自治体が津波を想定した一時避難施設を指定するのは初めて。同市では今後、市内の全ホールと協定を結ぶ考えだ。

今回、市から一時避難施設として指定されたのは、自走式立体駐車場を保有する『アクシスツー』『ガイア新涯』『グレート・ハリウッド800、800アルファ』『セブン&エイト』『福山コロナ』『ラッキーウエスト』『ラフェスタ2』『ローズ&ピア』の8店舗。このほか、ホール以外では高台に位置するテクノ工業団地が指定された。
福山市遊技業協同組合の富山長鎬理事長は「昨年の12月に市から相談があり、協議したところ組合員からすぐに賛同が得られた」と言う。
港湾部を取り囲む堤防のすぐ内側に位置する『福山コロナ』の桑門学店長は、「これまでペットボトルキャップの収集や地域清掃など、無理に背伸びをせず、自分たちにできる社会貢献を継続してきた。自走式立体駐車場を一時避難施設として提供することもその延長。地域住民の方々に安全・安心を提供できることに意義がある」と言う。

〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン2/27号に掲載〕

2012年2月24日金曜日

■セガサミーHD シーガイア(宮崎)を買収

セガサミーホールディングスは23日、宮崎県宮崎市のリゾート施設「フェニックス・シーガイア・リゾート」を運営するフェニックスリゾート(株)を完全子会社化すると発表した。
大規模施設の運営ノウハウを獲得し、セガサミーグループが新たに目指す複合型リゾート施設の開発・運営に活かす狙い。

シーガイアは2001年に運営する第三セクターが破綻し、米投資会社リップルウッド(現RHJインターナショナル)が162億円で買収した。
セガサミーHDはRHJが保有するフェニックスリゾート社の全株を4億円で買い取る。同時に、フェニックスリゾートに対しては借入返済を目的として54億1400万円を貸し付ける予定。

フェニックスリゾートの2011年3月期業績は、売上高96億9200万円(前年比13.7%減)、営業利益△
3800万円、経常利益△2億4400万円で、減収減益だった。

[参考資料]
http://www.segasammy.co.jp/japanese/pdf/release/20120223_j_final.pdf

2012年2月23日木曜日

■自民党内閣・国交合同部会 24日にもカジノを議論

自由民主党政務調査会 内閣部会・国土交通部会は24日に「カジノを含めた統合型リゾートの創設に向けて」をテーマに第2回目の合同会議を開催する。

関係者によると、15日に開催された第1回合同部会会議では、「これまでの議論も踏まえ、一から議論するのではなくスピード感をもって進めてほしい」「諸状況を勘案すると、自民党内の議論は早く終え、3月末までには終えるようなスキームを組んでほしい」というような積極的意見もあったという。
だが部会事務局は、週1回程度のペースで合同会議を開きながら、慎重に審議を進める考えのようだ。

2012年2月16日木曜日

■ ニューヨーク:税収と雇用 カジノに期待

 リゾートワールド カジノ ニューヨークシティを拡張予定

昨年10月28日にオープンした、ニューヨーク州初のカジノ「Resorts World Casino New York City」(リゾートワールド カジノ ニューヨークシティ)は開業から12月末までの約2カ月間で約9000万ドルを売り上げる好調なスタートを切った。Andrew Cuomoニューヨーク州知事は年明けに、カジノ拡張を含む約3000億円規模のさらなる開発の意向を表明した。

「Resorts World Casino New York City」はニューヨーク市クイーンズ区にある名門競馬場「アケダクト レーストラック」の敷地内に作られたゲーミング機器限定のカジノ施設で、2,280台のスロット機器及び200台の電子型(無人)テーブルゲームでオープン。12月には別フロアもオープンしスロットマシン台数は約5000台、電子型テーブルは約500台となった。
競馬場「アケダクト」はこれまで何度も閉鎖の危機に直面し、ニューヨーク競馬協会(NYRA)にとって財源確保が大きな課題となっていた。
ニューヨーク州がカジノを導入した背景には、新たな税収源・雇用の創出手段としての期待もある。昨年末の地元メディア(HUFF POST)の報道によると、州の有権者の64%がカジノ導入に肯定的なAndrew Cuomo州知事に賛同しているという世論調査の結果がでているという。


But the casino's main innovation is that it is reachable by subway from the real Times Square.


メディアがこう表現するように、「Resorts World Casino New York City」の革新的な点は、ニューヨークの中心部タイムズスクエアからわずか16kmで、地下鉄でアクセスできる好立地にカジノができたという点にある(JFK国際空港からはわずか5kmであり駐車場には6400台を収容できる)。
カジノができることで精神が退廃してしまうことを懸念する声があったことも事実だが、新たな税収と雇用、そして街を離れることなくラスベガスのような娯楽体験ができるという実をとったわけだ。
同カジノの売上げのうち、44%が州立教育基金へ、31%がカジノ自体へ、25%がニューヨーク州競馬協会及び各カジノ関係業者へそれぞれ分配される。また、同カジノの正規職員の70%がクイーンズ区の出身者であり、地域にとってはすでに雇用面での経済効果も表れている。
Andrew Cuomoニューヨーク州知事は今年1月4日、同じ「アケダクト」でテーブルゲームを含めた本格的なカジノ施設の計画に賛成の意を表し、国内最大となるコンベンションセンターの建設案を発表した。計画は、カジノ施設の拡張のほか、35万平方メートルの見本市・会議場、3000室の大型ホテルなどを建設するというもので、ゲンティン社が少なくとも40億ドル(約3100億円)を投じる。
ニューヨークタイムズ紙の1月4日版が伝えたクオモ州知事のスピーチはこうだ。


“This will bring to New York the largest events, driving demand for hotel rooms and restaurant meals and creating tax revenues and jobs, jobs, jobs,” Mr. Cuomo said in his State of the State speech. “In addition to the new convention space, up to 3,000 hotel rooms will be developed. We will make New York the No. 1 convention site in the nation.”


新たな開発は、税収と雇用をもたらし、ニューヨークを米国一のコンベンション・サイトにするだろう──。ニューヨークはアケダクトの拡張に大きな期待を寄せている。

2012年2月15日水曜日

■三洋:『CR大海物語2』発表

三洋物産が14日、都内で『CR大海物語2』の特別先行展示会を開催。「海」の原点に還るシンプルなゲーム性ながら、15インチにサイズアップした大型液晶やタッチアクション機能を搭載するなどハード面が大きく進化した。大当たり確率は約1/348、確変突入率は62%。展示会では5代目ミスマリンちゃんがデビューした。

17日(金)に名古屋・ウェスティンナゴヤキャッスルと大阪・ホテルモントレグラスミア大阪でも展示会が行われる。各拠点ショールームでの内覧会は16日(木)より順次開催定。ホール導入は4月2日より。

■サンセイR&D 『CR牙狼魔戒閃騎鋼XX』

サンセイR&Dが14日、『CR牙狼魔戒閃騎鋼XX』(ガロマカイセンキハガネ)のホール関係者向け展示会を東京と大阪で開催。ガロがファーストバトルでボスの攻撃に耐え抜けば“魔界チャンス獲得”。Vゾーンに入賞すれば、高確率&16R分の出玉を獲得できる。展示会は15日に広島、16日に札幌・仙台・金沢・名古屋、17日に高松、20日に福岡、22日に鹿児島で開催する。導入予定日は3月19日より。

■ユニバーサルE:通期業績を上方修正


ユニバーサルエンターテインメントは10日、2012年3月期の第3四半期(2011年4月1日~12月31日)の連結決算をHP上で発表。第3四半期累計期間の業績は、売上高(前年同期比75.2%増)、営業利益(同286.5%増)と好調で、通期の連結業績予想を上方修正した。
通期業績予想は売上高を685億円から720億円(前期比59.9%増)へ、営業利益を213億円から260億円(同393.9%増)へ、純利益を246億円から280億円(同526.7%増)へと修正。増収増益幅が拡大する見込み。

■グローリー:英貨幣機大手タラリス社を買収


貨幣機製造大手グローリーは14日、英国の同業大手、タラリス・トプコ(英・ベージングストーク市)を買収するとHP上で発表した。
買収額は約530億円。買収にあたってはタラリス社の有利子負債約270億円の借り換え分も負担するため、買収総額は約800億円となる予定。
グローリーはタラリス社の買収によって、海外での事業展開を加速させるという。

2012年2月14日火曜日

■自民党政務調査会 15日にカジノ創設を議論

自由民主党政務調査会 内閣部会・国土交通部会は15日、「カジノを含めた統合型リゾートの創設に向けて」をテーマに合同会議を開催する。
民主党内では内閣部会でIR推進法が承認されたものの、国交部会・法務部会で慎重論の意見が出たことで、今後、3部合同会議で審議される予定になっている。
カジノ推進派の議員や自治体などは、自民党政調会部会が動き出したことで、民主党内での動きが活発化することに期待しているようだ。

■ダスラー 電光掲示板に愛のメッセージ

バレンタインデーの14日、石川県河北郡のパチンコホール『ダスラー津幡店』の屋外電光掲示板に120人の愛のひとことメッセージが流れた。メッセージは、北陸3県で発行されている地域マガジン『月刊clubism』(クラビズム)とタイアップし同誌の誌面で募ったもの。
ダスラー各店の電光掲示板はかねてより地域連携の一環として、近隣飲食店の広告などを流していたが、地域マガジンという他社の媒体上でのメッセージ募集は初めて。
檜原大輔営業本部長は、「予想を上回る160件の応募があり驚いている。自店のチラシなどで募集してもこんなに集まらなかったと思う。他社、他業種との連携の効果を感じた」という。


[写真=14日、ダスラーの電光掲示板では愛のひとことメッセージを終日流した]

2012年2月11日土曜日

■ジャパンニューアルファ 災害対策に寄付 厚木市長が感謝状

神奈川でホールを展開するジャパンニューアルファ(本社/神奈川県厚木市)は1月28日、厚木市内で小林常良厚木市長より感謝状が授与された。厚木市の総合防災力充実のため、市災害対策等基金に対して寄付したことが評価されてのこと。
[写真=小林市長(左)と永井竜也取締役]

■マルハン 冬期節電目標上回る

マルハンは2日、12月度の節電結果(速報値)を発表。関西電力エリア55店舗の最大需要電力は前年同月比20.4%減、九州電力エリア23店舗は同17.1%減となり、それぞれ電力会社が要請する削減目標10%減、5%減を大幅に上回った。

■健全化推進機構 計数機のメンテナンス要請

余暇環境整備推進協議会は1月27日、都内で定例部会ならびに理事会を開催した。
理事会では遊技産業健全化推進機構の伊勢崎清事務局長が講演。1月16日に警察庁より発表された要請を受け、機構の検査で計数機に異常計数が認められ、修理要請書を受け取ったホールは、計数機の使用を止めて修理報告を所轄に提出することになったと報告。計数機の異常計数の原因としてメンテナンス不足、老朽化を挙げ、適正に計数できる環境の整備を要請した。

2012年2月10日金曜日

■傾奇エンジェルス 編集部を訪問


ファン投票によって選ばれた「CR花の慶次」シリーズ応援ユニット『傾奇エンジェルス』が2月で卒業、ユニットとしての活動を終える。10日、アミューズメントジャパン編集部を訪れ、これまで応援してくれたファンへの感謝と、今後の個々の活動の抱負を語った。リーダーのいとうあこさんは、「TV番組出演やホールイベントのため全国各地へ行った。移動が時間が多かったことがメンバーの絆を深めることにつながった」と楽しかった思い出を振り返った。メンバーは今後、グラビアやタレントの仕事でそれぞれの道を歩む。

[写真左より=佐久間ゆいさん、いとうあこさん、間宮れいなさん、おかだあゆみさん]

■白夜プラネット 携帯で違法カジノ開帳

警視庁保安課は3日までに、サイト運営会社「白夜プラネット」代表取締役の森下幹人容疑者(40)ら3人を常習賭博などの疑いで逮捕した。逮捕容疑は2008年から携帯ゲームサイト「カジパラ」を開設、サイトにアクセスした客とポーカー賭博をした疑い。
サイトには、トランプやスロットマシンなど8種類のゲームがあり、参加者はポイントを購入。結果に応じて受け取ったチケットは、銀行振り込みの形で現金化することができた。 サイトは昨年11月に閉鎖しているが、3年間で延べ約5万7000人に総額約8000万円を賭けさせていた。プラネット社は『パチンコ必勝ガイド』などを出版する「白夜書房」(東京新宿区)の完全子会社。

[写真=白夜プラネットが入居するビル]

■正栄プロジェクト さっぽろ雪まつりに氷像協賛

北海道のホール大手・正栄プロジェクトが、12日まで開催されるさっぽろ雪まつりに氷像を設置する。氷像は、イーグル(鷲)とハート(命)のデザインで、同社が活動している「臓器移植医療の認知拡大への応援」をイメージしたもの。この取り組みは2004年から実施しており、今年で9年目。なお、開催期間中は同社スタッフが氷像の前で「臓器提供意思表示カード」を配布し、カード所持の啓蒙活動を行う。

2012年2月9日木曜日

■グランドリスボア 開業5周年

マカオの大手カジノ運営会社SJMの旗艦カジノホテル『グランドリスボア』が2月11日に5周年を迎える。
5周年を祝う“Wishing Tree”(京喜願望樹)セレモニーは2月10日午後に、Dr. Ambrose So(Director of SJM)、Mr. Louis Ng(Director and Chief Operating Officer of SJM)らが登壇し開催される予定。
参加者は配られたカードに思う思いの願いごとや祝辞を記入し“Wishing Tree”に飾ることができる。

グランドリスボアは340のゲームテーブルと790台のスロットマシン、客室400室を備える、マカオを代表するカジノホテル。

■バタフライ:「モバ7」スマホにも対応

バタフライは、ディー・エヌ・エーが運営するAndroid搭載端末向け「Mobage(モバゲー)」で、パチンコ・パチスロ総合ポータルサービス「モバ7」の提供を1月30日から開始した。オンライン仮想ホールでのパチンコ・パチスロ実機シミュレーションアプリの遊技をスマートフォンでも引き続き楽しむことができる。

2012年2月8日水曜日

■山佐:パワーミドルの『パチスロ銀河鉄道999』

山佐が6日、「パワーミドル」と銘打った新スペックの『パチスロ銀河鉄道999』を発表。ボーナスメインの当たりやすい合成確率ながら制限なしのART上乗せゾーンを搭載した。六本木ヒルズで行われたプレス発表会では夜空をバックに試打会も行われた。応援団として来場した大相撲の浅香山親方(元大関・魁皇)がフォトセッションで実機を持ち上げて新機種をアピールした。ホール導入は3月下旬の予定。

お詫びと訂正

週刊アミューズメントジャパン2月6日号のエンタテインメントビジネス総合研究所によるファンアンケート結果の記事中に誤りがありました。グラフの図5、図6中の正しい数値は添付画像の通りです。
読者の皆様ならびに関係各位にはご迷惑をおかけいたしました。

全日遊連 CO2排出量 前年度比2.9%減 排出抑制対策「節電対策」トップ

全日本遊技事業協同組合連合会は1月20日、都内で全国理事会を開催し、2010年度のホールにおける電気使用量等の調査結果を発表した。
調査対象ホール1万1452軒のうち、有効回答ホールは9430軒。有効回答ホールの電気使用量は約78億907
2万kWhで、CO2排出量に換算(電気事業連合会の公表値を使用して算出)すると、357万t‐CO2となった。これを調査対象ホール数に換算すると、10年度のCO2排出量は434万t‐CO2で前年度比2・9%減。基準年となる07年度からは7・9%減だった。

東和産業 全社上げて省エネ推進 資源エネルギー庁長官賞受賞

関東でホールや飲食店などを経営する東和産業(本社/東京都港区)は、1日に都内で開催された省エネ大賞表彰式で、資源エネルギー庁長官賞(省エネ事例部門 CGO・企業等分野)を受賞した。
東和産業は、岸野誠人副社長をCGO(最高環境責任者)とした省エネ対策本部を設置し、業種の枠を超えた省エネ活動を展開。ホール24店舗、飲食店116店舗、カラオケ・ゲームセンター4店舗の電気使用量の見える化を推進するため省エネ担当者として現場従業員約50人を省エネ担当者に任命。デマンド監視装置を導入したほか、日置電機のコンサルタント指導によって従業員の省エネ意識を高めて管理体制を整備。運用ルールを策定し、実温による室内温度の管理徹底や、時間帯別の照度管理、装飾用照明の間引き・消灯によって使用効率を向上した。
また、エアコン室外機噴霧散水装置、空調機自動制御装置(BEMS)、LED照明を導入し、前年比で年間の電気使用量を13%(4月から7月は同期比で27・5%)削減。投資回収は約1・6年の成果を挙げた。

[写真=CGOとして省エネ活動を推進した岸野副社長]

日電協 全防連に500万円寄付 暴力団追放等の事業支援

日本電動式遊技機工業協同組合が全国防犯協会連合会に対して500万円を寄付した。1月25日に日電協の事務局で目録を渡した。全国の防犯協会及び各都道府県の暴力追放運動推進センターが連携して推進する、青少年の非行防止、覚せい剤等薬物乱用防止、暴力団追放等の事業を支援し、健全で明るい社会をつくる活動に積極的に貢献することを目的としている。

[写真=目録を手渡す日電協の原田亨常務理事(左)と全防連の水田竜二専務理事]

2012年2月7日火曜日

第3回青年部会全国交流会 ~青年部会間の人的交流作りについて意見交換

2月2日、愛知県名古屋市で「第3回遊技業青年部会全国交流会」が開催された。
一昨年の兵庫開催、昨年の東京開催に続く3回目で、16都府県の青年部会91名が参加。「全国の青年部会の人的交流ネットワーク作り」をテーマに意見交換を行った。 

この背景には過去2年続けて交流会が開催されたものの、いまだに青年部会の全国組織がなく、他の青年部会がどのような活動をしているのか互いに分からない状況ということがある。
交流を補完するものとして、非公式ながらパチンコ業界関係者が参加するSNSがいくつかある。いずれも招待制で一般には非公開であることから、業界特集の問題について議論がしやすいが、まだまだ活発に利用されているとはいいがたい。
この日の交流会では、こういったツールの活用法などについて話し合われ、「親会に報告している議事録をSNSにアップしてもらうだけでも他の青年部会の活動内容を共有することができる」といった意見も挙げられた。
会の締めくくりとして愛知県遊協の伊原季希青年部会長が、「全国の青年部会が集まり継続して協議する場として、全国青年部部会長会(仮称)を開催したい」と提案。拍手で承認された。

NEXUS 災害時に駐車場を提供 赤十字ヘリの着陸場所に

関東でホールを経営するNEXUS(本社/群馬県高崎市)は1月25日、赤十字飛行部隊群馬支隊と災害時の救援支援活動に関する協定を締結した。災害時に本社とホール『Dステーション』の店舗駐車場をヘリコプターの着陸場として提供する。駐車場は支援活動の拠点として役立てられるほか、支援物資の保管場所としても活用される。現在、群馬県、埼玉県、千葉県の計11カ所の提供が決定している。
[写真=協定に調印した星野敏社長(前列左)と赤十字飛行部隊群馬支隊の塙光一支隊長(前列右)]

ダイエー 仮設住宅の炊き出し協賛 プロレスラー・棚橋選手訪問

東北と関東で24店舗を経営するダイエー(本社/福島県会津若松市)が1月24日、福島県白河市で開催された炊き出しイベントに協賛。『ダイエー白河店』のスタッフがイベントの運営をサポートした。
このイベントは翌日25日に同市内で行われた新日本プロレスの興行に合わせて企画されたもので、新日本プロレスのIWGPヘビー級チャンピオン・棚橋弘至選手が訪れ、杵を手にして餅を力強くつき上げた。仮設住宅で暮らす住民や地元の幼稚園児は、つきたての餅に舌鼓を打った。
イベントに参加した棚橋選手は「避難者の皆さんには、こうした機会を利用して元気を出してもらいたい」と語った。
[写真=鍛え上げた肉体を披露して餅をつく棚橋選手]

ダスラー ホールでは北陸初 EV充電スタンド設置

石川・富山でホールを経営するダスラー(本社/石川県金沢市)は1月10日、パチンコホール『ディーダス1137』(金沢市)の駐車場内に電気自動車充電設備を設置。一般への無料開放を始めた。充電スタンド設置はパチンコホールとしては北陸初。同社の創業30周年を記念した地域貢献の一環として、国や市の補助金を活用し導入した。
同店は国道8号線に面し、金沢東インターチェンジに近く、能登方面や富山・福井へのアクセスも便利。周りに充電スタンドを設置する店舗が少なく、電気自動車ユーザーにとっては望ましい場所。
「近い将来、電気だけで走る電気自動車(EV)の時代がやって来るでしょう。それはガソリンスタンドに代わり電気充電スタンドが主流になる時代を意味するものです。そんな時代に先駆けてダスラーでは電気自動車の命とも言うべき電気充電スタンドを自店駐車場内に設置し、『遊んでいる間に車に充電』という郊外型パチンコ店のあり方、新しい遊びのあり方を提案しています」(桧原大輔営業本部長)
同店の駐車場には飲食店やカーショップなど複数の店舗がテナントとして誘致されている。誰でも自由に無料で充電ができ、充電している間に遊びやショッピングができるという、ユーザーにとっては嬉しいサービスとなる。
ダスラーでは、電気自動車のインフラである充電スタンド設置に、今後も積極的に取り組む意向だという。
[写真=マスコットキャラクターのダスラーくんも導入をアピール]

2012年2月6日月曜日

ユニバーサルエンターテインメント 2014年開業に向けマニラベイリゾーツ着工

ユニバーサルエンターテインメントが1月26日、フィリピンで開発しているカジノリゾートプロジェクト『マニラベイリゾーツ』の着工式を行った。着工式にはフィリピンの関係者や世界中から40社の報道関係者などが出席。ユニバーサルエンターテインメントを代表して、岡田和生取締役会長が挨拶した。
同プロジェクトは、マニラ湾を望む45万平米の用地にカジノホテル2棟、バジェットホテル、レストラン、ショッピングモールなどを建設。カジノフロアはゲーミングテーブル500台、スロット3000台を設置する。2013年12月に竣工、翌年上半期に開業の予定。

[写真=マニラベイリゾーツ完成イメージ]

カンボジアに世界唯一の日系カジノホテルが開業


■ゴールデンパーム カジノ&ホテル 

カンボジアのバベット経済特別区に日系企業経営のカジノホテル『ゴールデンパーム カジノ&ホテル』が誕生した。旧正月の1月22日にオープニングセレモニーが開催され、同カジノには日本人約100人を含む多数の関係者が集まった。

バベット経済特別区でかねてより「シャトーカジノ」の名で営業してきたカジノを、バカラテーブルの一部の運営権を有していたゴールデンパーム社(カンボジア、伊達智行社長)が昨年取得。12月より同社運営となり、1月22日に、ようやく看板が架け替えられた。現在、世界で唯一の日系企業が所有・運営するカジノホテルとして、カジノビジネスのノウハウ蓄積という点でも注目される。建物は10階建て、ホテル客室は75室(スイート10室)、カジノテーブルは約200テーブルまで拡張予定。

ゴールデンパーム社の伊達社長は、「日本人によるカジノ顧客への日本的なおもてなし」を掲げ、サービスレベルの引き上げとエンターテインメント性の付加によって、近隣の他カジノとの差別化に意欲を見せる。
「現在のサービスレベルは決して高いとはいえないが、それはいままで要求されてこなかったから。カンボジア人を中心とするスフタッフたちはとても素直で、指導されたことをどんどん吸収していく。我々の運営となった12月からの約1カ月間で、すでに手ごたえを感じている。大きな伸び代があるので今後が楽しみだ」
オープニングセレモニーには、ホテル内のエンターテインメント部門の演出や客室デザインを監修する、世界的イリュージョニストのプリンセス天功氏も出席。同カジノホテルは3階と4階部分を改修し、年内をめどに常設型のステージを作る計画。ステージでは年に数回、プリンセス天功氏のショーが行われるほか、地元でパフォーマーを募り育成していく予定。

注目の投稿

■回収対象3次リスト機、ホールに40万台

回収対象遊技機 3次リスト残40万台 年内回収へ、撤去着々と 「検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機」として日工組が公表した回収対象遊技機の撤去、回収状況を本紙が調べたところ、8月29日現在で1次、2次リストで公表された機種は、ほぼ回収が完了した模様だ。残る3次リストの...