2012年8月31日金曜日

■第2回 マルハン World Challengers アスリートに支援金 総額1500万円

マルハンは8月28日、都内で「World Challengers 2nd」最終審査公開オーディションを開催した。
これは社会貢献の一環として、世界レベルの実力がありながら資金難で競技の継続が困難なアスリートに対し競技資金、総額1500万円を支給するもの。
最終審査には657名の中から書類審査を経た14のアスリートが臨み、1人5分間のフリープレゼンテーションで競技を実演したり、オリジナル動画を使い競技にかける想いなどをアピール。審査の結果、支援対象アスリート「World Challengers」7人(300万円1名、200万円1名、100万5名)が決定した。
300万円の支援が決まったのは現役高校生、自転車(ロードレース)の小橋勇利選手。「今回頂いた資金で自分の夢である、ヨーロッパという舞台に挑戦し、必ず結果を出します。まずは来月、オランダで開催される世界選手権で日本人初の入賞を目指します」と意気込みを語った。

[写真=グランプリの小橋勇利さん(右)と昨年に続き審査員を務めた乙武洋匡さん(左)]
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン9/3号に掲載〕

■消費税対応 PCSAは内税方式 全日遊連案にも理解

パチンコチェーンストア協会(PCSA)は8月23日、臨時社員総会と公開勉強会を開催した。
臨時社員総会では、消費税増税時の対応について言及。7月10日に行われたホール5団体ワーキンググループの席で、増税後も税込みの貸し玉料金の上限4円を維持する、いわゆる「内税方式」を支持する意向を表明したという。また、全日遊連が推す「景品提供時の提供玉数を変更する方式」がユーザー、ノンユーザー、行政などから理解が得られるのであれば、ホール5団体の意見とすることを拒まないことも併せて表明したことが報告された。
引き続き開催された公開勉強会では、ダイナムジャパンホールディングスの佐藤洋治代表執行役社長が「香港証券取引所上場までの経緯」と題して基調講演。「業界の未来はどうなるのか?」をテーマにパネルディスカッションも行われた。
〔週刊アミューズメントジャパン9/3号に掲載〕

■ ダイナムジャパンHD 佐藤洋治社長 香港上場の経緯を振り返る

パチンコチェーンストア協会(PCSA)は8月28日、東京都港区のホテルニューオータニで臨時セミナーを開催。8月6日に香港証券取引所メインボードに上場したダイナムジャパンホールディングス(DYJH)の佐藤洋治社長が、上場までの経緯について講演した。また、香港の証券会社や監査法人などがDYJH上場のポイントについて解説した。

今回の上場のためにDYJHが契約した会社は、弁護士事務所7社、財務会計関連10社、証券会社3社、その他7社の計27社。
佐藤社長は日本と香港の会社法の違いや、申請書類の翻訳など様々な作業が生じたこと、さらにはタイトなスケジールだったことなどを説明した上で「香港証券取引所は業種で差別することなく、申請をすれば受け付け、そして審査してくれる。日本の証券取引所は理由もはっきりしないのに、受け付けすらしてくれない。風適法上の問題は素人が”グレーゾーン“と言っているだけで、法律や会計の専門家が問題を徹底的に掘り下げたことがない。香港はそれをやってくれた。この点は(日本は)是正しなくてはならないのではないか」と日本の証券取引所のホールオペレーターに対するスタンスに苦言を呈した。
香港の証券会社など現地法人の担当者は今回のDYJHの上場のポイントについて次のように述べた。
「上場を成功させる秘訣のひとつは、有能な専門家チームを組成すること。DYJHの上場によって、今後のホール企業の上場は、今回よりも楽な形で審査が行われるだろう」(幹事証券会社、申銀万国証券のウィルス・ティン氏)
「パチンコは非常にシンプルな仕組みだが、香港証券取引所にとっては、触れたことはないので難しいものだった。私どもが最初に行ったのはパチンコの仕組みを香港証券取引所に説明すること。それが、取引所の理解を得て、正しい方向性での質問を投げかけてもらえる方法だった」(幹事証券会社、パイパージャフリーアジアリミテッドのステーシー・ウォン氏)
〔週刊アミューズメントジャパン9/3号に掲載〕

2012年8月17日金曜日

■ダイナムJHD 香港証券取引所に上場 3年で75店舗出店へ

今月6日に香港証券取引所のメインボードに上場したダイナムジャパンホールディングス(以下DYJH)は9日、都内のサンケイプラザで記者会見を行った。DYJHの佐藤洋治社長は、上場までの経緯やその目的のほか、調達した資金の使途についても説明。今後3年間で国内75店舗の新規出店に投資する考えを明らかにした。

DYJHの上場はホール企業で初めて、また、日本法人で香港証券取引所だけに単独上場したのも初めてということもあり、国内はもとより香港証券取引所でも注目を集めた。今回の上場によって、7億4285万株を発行し、15億6800万香港ドル(約160億円)を調達。調達資金の75%は今後3年間で計画する国内75店舗の新規出店に投資。残り25%のうち10%をM&A、10%を運転資金、5%をIT関係に振り分ける。新規出店への投資額の80%は、低貸し営業中心で、防音や空気浄化に努める『ゆったり館』に投資する考えだ。 DYJHの佐藤社長は、香港証券取引所へ上場した目的について、世界基準による評価が得られること、将来的に中国を含むアジアへの進出を考えていること、優秀な人材と情報が集まる場であることの3点を挙げた。
[写真=佐藤洋治社長]
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン8/20号に掲載〕

■NEXUS フェンシングチーム凱旋 銀メダル 全社で祝福

ロンドン五輪フェンシング男子のフルーレ団体で、団体戦史上初となるメダルを獲得した千田健太選手と淡路卓選手、女子フルーレの団体で7位入賞した西岡詩穂選手のメダル獲得・入賞報告会が15日、所属先のNEXUS本社(群馬県高崎市)で開催された。
試合会場まで応援に行ったという星野敏社長は「決勝まで薄氷を踏むような戦いが続き、手に汗握る思いで応援していた」と熱戦を振り返り、「これだけ素晴らしい成果を挙げてくれたのは、社員みんなの協力があったから。今後、選手たちは4年後のリオデジャネイロオリンピックを目指すと思うのでサポートしてもらいたい」と社員たちに呼びかけた。千田選手は「NEXUSの一員として戦えたことを誇りに思う」と話した。

[写真=(左から)淡路卓選手、西岡詩穂選手、星野社長、千田健太選手]
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン8/20号に掲載〕

■アサヒディード 立駐を一時避難所に 自治体と協定締結

大阪府内でホールを展開するアサヒディード(本社/大阪市)は7月26日、大阪市西淀川区役所、西淀川区地域振興会香蓑連合振興町会と、津波などの水害が発生した際に、『イル・サローネみてじま店』の4層の立体駐車場を緊急一時避難施設として使用する協定を締結した。

淀川、神崎川が流れる大阪市西淀川区は、川の氾濫や津波の来襲によって、大災害につながる可能性がある。今回の協定によって、災害時における近隣住民の安全確保を目指す。
[写真=避難施設を明示する大阪市作成のステッカーを掲示]
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン8/20号に掲載〕

■日電協・回胴遊商 8月4日はパチスロの日『パチスロ元気祭り』

日本電動式遊技機工業協同組合と回胴式遊技機商業協同組合が、『8月4日はパチスロの日 パチスロ元気祭り』を4日、東京・秋葉原で開催した。
「8月4日はパチスロの日」をより多くの人たちに知ってもらうことを目的としたこの日のイベントは、同時にファンと交流を図り、パチスロ文化に親しんでもらおうと開催されたもの。会場となった秋葉原UDX内にはパチスロの歴史のパネルやアンティークマシンを展示した「パチスロヒストリー博物館」を設けて、大衆娯楽としてのパチスロ文化を発信した。
ステージでは約150人のパチスロファンを招いたパネルディスカッションを開催(3面に詳細記事)。アントニオ猪木さんを招いたイベントでは、メーカー各社のレアグッズなどが当たる抽選会のほか、猪木さんの闘魂注入ビンタが当たる抽選も行われて大いに盛り上がった。

[写真=アントニオ猪木氏の闘魂注入で来場者が元気づけられた]
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン8/13号に掲載〕

■2012年6月末 低玉・メダル貸し導入状況

ピーワールド・インサイトがP-WORLDに登録しているホールを対象に調査したところ、2011年12月末から12年6月末の半年間で、沖縄県で低玉・メダル貸し導入店舗が急速に増加。どちらも2桁台の伸びを示した。

今年6月末時点でP-WORLD上のパチンコ導入店舗は1万83店舗で、低玉貸しの導入店舗割合は85.5%だった。導入店割合が最も高かったのは徳島県で98.4%。昨年12月末時点との増減率を見ると、沖縄県が10.9ポイント増でトップ。
低玉貸しの設置台数割合が最も高かったのは鳥取県の54.9%で、唯一5割を越えた。昨年12月時点から最も伸びたのは岡山県で6.2ポイント増。以下、長崎県の5.1ポイント、沖縄県の5・0ポイントが続いた。

P-WORLD上のパチスロ導入店舗数は1万559店舗で、そのうち低メダル貸し導入店舗は39.2%。導入店割合が最も高かったのは鳥取県の60.3%で、唯一6割を超えた。昨年12月末時点との増減率を見ると、沖縄県が13.0ポイント増でトップ。低玉貸し同様、低メダル貸しの導入店舗も急速に増えた。
低コイン貸しの設置台数割合が最も高かったのは、パチンコと同様に鳥取県の32.7%。昨年12月時点から最も高い増加率を示した佐賀県、長崎県、福井県、高知県でも0.6ポイント増で、全体的に微増に止まった。

〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン8/13号に掲載〕

■ピーアークHD ラフェスタの全株式取得 ホール7店舗を傘下に

ピーアークホールディングス(本社/東京都中央区)は、8月1日付けでラフェスタ (本社/東京都墨田区)の全株式を取得し、100%子会社したことを発表した。
ラフェスタが経営していたホールは下記の7店舗。
『Laフェスタ松原店』(埼玉県草加市)
『Laフェスタ新田店』(埼玉県草加市)
『ピーアーク越谷』(埼玉県越谷市)
『Laフェスタせんげん台店』(埼玉県越谷市)
『Laフェスタせんげん台店2』(埼玉県越谷市)
『Laフェスタ春日部店』(埼玉県春日部)
『Laフェスタ朝霞店』(埼玉県朝霞市)
〔週刊アミューズメントジャパン8/13号に掲載〕

2012年8月10日金曜日

■ダイナムジャパンHD 香港上場について説明

6日に香港証券取引所へ上場したダイナムジャパンHDは9日、都内で佐藤洋治社長らが会見を行った。
香港を選んだ理由として、世界基準の評価が得られること、将来的に中国を含むアジアへの進出を考えていること、優秀な人材と情報が集まる場であることの3点を挙げた。資金調達した約160億円で、日本国内に75店舗をオープンする予定。

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