アミューズメントジャパン別冊『PLUS1(プラスワン)』 Vol.27「空気環境新時代」
[INTERVIEW]
「分煙社会」のためにJTが取り組んでいること~吸う人も、吸わない人も快適な社会実現のために
[進むタバコの煙対策]
分煙パターン別 ホールの取り組み事例
[遊技スペースの分煙対策]
喫煙者の4割が容認
[設備機器特集]
空気環境を変えるエルゴジャパン/京楽/グリーンランド/グローリーナスカ/JCMシステムズ/J.G.コーポレーション/ジェッター/チルソンシステム/日和電気・ニチワ/日本ゲームカード/ピーサポート/理礎(RISO)/ワキタ
※デジタルマガジン(FLASH)でも全頁を公開しています。
http://amusement-japan.page-view.jp/plus1Vol27/pageview/pageview.html#page_num=-1
2012年5月31日木曜日
■ PCSA 新代表理事に佐藤公平氏(ダイナム)再登板
一般社団法人パチンコチェーンストア協会(PCSA)は28日、都内で社員総会を開催した。役員改選で佐藤公平氏(ダイナム)が新代表理事に就任した。佐藤氏は「PCSAは今年10周年となり、今期から11年目となる。気持ちを新たにPCSAの原点を思い出して、今後の1年間を進めていきたい」と新代表としての抱負を述べた。
[写真=佐藤新代表理事]
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン6/1号に掲載〕
[写真=佐藤新代表理事]
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン6/1号に掲載〕
■ 全日遊連 青松英和副理事長(長野)が新理事長候補に決定
全日本遊技事業協同組合連合会は5月23日、都内で全国理事会を開催。記者会見で原田實理事長が今期で任期が満了するのに伴い、青松英和副理事長(長野県遊協理事長)が次期理事長の候補者に決定したと発表。6月29日開催の第1回理事会で新理事長に選任される。
[写真=次期理事就任が濃厚となった青松副理事長]
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン6/1号に掲載
[写真=次期理事就任が濃厚となった青松副理事長]
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン6/1号に掲載
■ 自工会総会 新理事長に古宮重雄氏
遊技場自動サービス機工業会が17日、都内で平成23年度通常総会を開催した。
木原一雄理事長は6期12年にわたって務めた理事長職と理事の退任を表明。任期満了に伴う役員改選で、古宮重雄氏(マースエンジニアリング)を新理事長に選任した。木原理事長は相談役に就任する。
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン5/28号に掲載〕
木原一雄理事長は6期12年にわたって務めた理事長職と理事の退任を表明。任期満了に伴う役員改選で、古宮重雄氏(マースエンジニアリング)を新理事長に選任した。木原理事長は相談役に就任する。
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン5/28号に掲載〕
■ 新内規対応機 6月からホール導入 ゲーム性 多様化へ
日本遊技機工業組合の新内規に対応したパチンコのリリースが先月から始まった。「3個未満の電サポ賞球」が解禁された新内規対応機最大の特徴は、確変中の消化スピードが従来よりも格段に速くなったこと。これにより、会社帰りのサラリーマンが短時間遊技をしやすくなるなど、ホールの稼働アップが期待されている。
23日の時点でリリースされている新内規対応機は、『CRゼブラーマン ゼブラシティの逆襲MX』(マルホン工業)、『CRベルサイユのばら 薔薇の運命』(エース電研)、『CRウイルスブレイカー』(ジェイビー)、『CR人生ゲーム』(三洋物産)、『CR COBRA 新たなる出発(たびだち)』(エキサイト)の5機種。いずれも確変中の電チューサポート時の賞球は1個。最大の特徴は、確変中の消化速度が圧倒的に速いことだ。
従来機では、確変中の1分当たりの変動回数値(SA)が高い機種でも25から30回程度。一方、上記機種は、変動短縮時の変動時間が0.2秒から1秒。また、停止時間も短く、1分当たりの変動回数は従来機を超える、かつてない消化スピードになっている。
「せっかく確変に入っても閉店時間までに取り切れないのではないか」。ホールで、夜9時以降の稼働が上がらない理由の一つは、こんなファン心理だ。その点、新内規対応機は、いったん確変に入り引きさえ良ければ短時間でも負けを取り返せるケースが増える。こんな期待感から閉店1、2時間前の稼働を向上させる可能性がありそうだ。
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン5/28号に掲載〕
23日の時点でリリースされている新内規対応機は、『CRゼブラーマン ゼブラシティの逆襲MX』(マルホン工業)、『CRベルサイユのばら 薔薇の運命』(エース電研)、『CRウイルスブレイカー』(ジェイビー)、『CR人生ゲーム』(三洋物産)、『CR COBRA 新たなる出発(たびだち)』(エキサイト)の5機種。いずれも確変中の電チューサポート時の賞球は1個。最大の特徴は、確変中の消化速度が圧倒的に速いことだ。
従来機では、確変中の1分当たりの変動回数値(SA)が高い機種でも25から30回程度。一方、上記機種は、変動短縮時の変動時間が0.2秒から1秒。また、停止時間も短く、1分当たりの変動回数は従来機を超える、かつてない消化スピードになっている。
「せっかく確変に入っても閉店時間までに取り切れないのではないか」。ホールで、夜9時以降の稼働が上がらない理由の一つは、こんなファン心理だ。その点、新内規対応機は、いったん確変に入り引きさえ良ければ短時間でも負けを取り返せるケースが増える。こんな期待感から閉店1、2時間前の稼働を向上させる可能性がありそうだ。
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン5/28号に掲載〕
2012年5月19日土曜日
■ 日工組 ホール5団体と会合 ECO遊技機を説明
日本遊技機工業組合(日工組)が11日、ホール5団体に対して「ECO遊技機」のシステム概要を説明した。「ECO遊技機」はパチンコの機械単体内で一定数の遊技球を循環させる遊技機で、日工組内で研究が進められていた。業界内でいわゆる「封入式遊技機」などと呼ばれて情報が行き交っていたシステムがようやく正式に開示された。
日工組から配布された文書「ECOシステムの概要」では、ECO遊技機を「機械単体内で一定数の遊技球を循環させ、遊技機に用いる玉や遊技者に遊技球を直接払い出すことを不要とした遊技機」と定義。「従来のICカードユニットの機能に、遊技機の不正監視機能や遊技の出玉情報をお客に分かりやすく表示する機能を追加したECO遊技機専用のECOユニットに接続することで遊技が可能になる」という。その目的は「不正対策、ECO対策、低価格の遊技機並びに不法投棄による環境問題等の市場要求に対応したぱちんこ機を市場投入すること」としている。
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン5/21号に掲載〕
■ 全日遊連 貯玉・再プレー手数料 来店・遊技ポイント ガイドラインまとめる
全日遊連は貯玉・再プレー手数料と来店・遊技ポイントの取扱に関する基本的な考えをまとめ、4月27日に各都府県方面遊協に発出した。
それによると、貯玉・再プレー手数料については、遊技球等による手数料の徴収を取り止めるよう、改めて要望。
手数料等を無料にすることの広告・宣伝は必要性が認められることから、初回に限り改善の事実の告知のみを行うのであれば問題はない。ただし、恒常的に宣伝し続ける、あるいは特定の日に連動させることは認められない。
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン5/21号に掲載〕
■ ムラタ 車椅子11台を寄贈 北陸3県の11施設に
北陸でホールを展開するムラタ(本社/福井県)は4月18日、店舗で回収したり社員が集めたプルトップを換金するなどして購入した車椅子11台を、北陸3県の福祉施設11カ所に1台ずつ寄贈した。
同社の車椅子寄贈は5回目で、台数は累計で37台になった。
[写真=『クァトロブーム金沢』の宮本店長(右)と寄贈先の施設代表者]
〔週刊アミューズメントジャパン5/21号に掲載〕
■ 日電協・回胴遊商 娯楽の提供で被災地支援 カラオケ・ゲーム機搭載のバス巡回
日電協と回胴遊商は、被災地の仮設住宅を支援するために、路線バスを改造しカラオケルームと家庭用ゲーム機を搭載した「パチボー・スロタン号」の提供を開始した。
これは昨年のシャワーコンテナ支援、カラオケ歌合戦支援に続く被災地の支援活動で、今年度は不足がちな娯楽を提供しようというもの。
岩手県大船渡市の仮設住宅で5月8日から活動をはじめ、7月上旬まで岩手県内の仮設住宅を巡回。8月に福島県、10月に宮城県を巡回する予定。
[写真=車内はカラオケルームに改造されている]
■ 全日遊連 2011年の社会還元
全日本社会貢献団体機構が、2011年に全日遊連の傘下組合が実施した社会貢献、社会還元の実施状況をまとめた。それによると、拠出金額は44億7429万円で前年比約300%と大幅に増加した。要因は、東日本大震災への義援金や支援物資など災害救済関係への拠出によるもの。内訳は現金が約40億円、物品が約4億5千万円。拠出元はホールが28億2900万円で、前年から23億円増えており、各企業が単独で義援金を寄付したことがわかる。
この結果、拠出内容は「災害救援」が大幅に増加したが、その他の項目についても前年並みを維持した。社会貢献機構では「災害救援をこれだけ拠出したにもかかわらず、その他の分野でもしっかりと貢献している」と業界の取り組みを評価している。
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン5/21号に掲載〕
■ 深谷会長がECO遊技機に言及
日遊協の深谷友尋会長は、日工組がホール5団体に対して説明を行ったECO遊技機について「安全性の担保、機歴管理ができる点で歓迎する」と述べた。17日の記者会見で。会見ではこのほか、9日に行政へ遊技機の申請書類の簡素化を求める「遊技等における解釈運用基準の見直しについて(お願い)」を提出したこと、6月1日、2日に開催する「環境フォーラム&パチンコ・パチスロフェスタ」の概要も報告された。
■ 自工会 通常総会
遊技場自動サービス機工業会は17日、通常総会を開催。任期満了に伴う役員改選でし古宮重雄氏(マースエンジニアリング)を新理事長に選任した。理事長を6期12年務めた木原一雄氏は相談役に就任。
2012年5月11日金曜日
■ セガサミー:カジノ事業に参画へ
セガサミーホールディングスは韓国のParadise Groupとカジノを含む複合型リゾート施設の開発について、 共同事業を行っていくことで合意。5月11日付で発表した。
Paradise Groupは、 仁川市エリアにおける複合型リゾート施設の事業施行者入札に参加 し、優先交渉権を獲得している。セガサミーは「 カジノを含む統合型リゾート施設の運営事業を新たな収益機会と捉 え、Paradise Groupと当該プロジェクトの企画・開発・ 運営を行う合弁会社を設立することについて合意した」 としている。セガサミーの合弁会社への出資比率は45% で第2位の株主となる。
■ 大型連休 パチスロ稼働が貢献
今年の大型連休のホール営業はどうだったのか。本紙がホール関係者に行ったアンケートを見ると、震災の影響を受けた昨年の大型連休に比べて、パチンコ・パチスロ稼働ともに手応えを感じたホールが多かった。
ダイコク電機DK‐SISデータによると、パチンコ稼働は微減、パチスロ稼働は増加し、2008年以降の大型連休で最高値を記録した。
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン5/14号に掲載〕
ダイコク電機DK‐SISデータによると、パチンコ稼働は微減、パチスロ稼働は増加し、2008年以降の大型連休で最高値を記録した。
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン5/14号に掲載〕
■ ニコニコ超会議 幕張メッセに9万2千人 マルハン、サミー、KYORAKUも出展
動画配信サイト「ニコニコ動画」の超巨大フェスイベント「ニコニコ超会議」が4月28日・29日の2日間、幕張メッセで開催され、2日間で9万2384人が会場を訪れた。ネット参加者も347万766人を記録し、ネットでつながる巨大パワーを見せつけた。
同フェスにはニコニコ動画で企業チャンネルを持つマルハン、サミー、KYORAKUもブースを出展した。
ニコニコ超会議は「ニコニコ動画のすべて(だいたい)を地上に再現する」をコンセプトに、ニコニコ動画のあらゆるジャンルを網羅した巨大フェスイベント。「歌ってみた」「踊ってみた」「アニメ」「ゲーム」「政治言論」「囲碁将棋」など、お気に入りのジャンルを目指ざす人が集まった。イベントは幕張メッセの展示ホールすべてを使った「ニコニコ超会議」と、イベントホールで行われた「ニコニコ超パーティー」で構成。海浜幕張駅から幕張メッセまでの道は2日間とも長蛇の列ができた。
[写真=パチンコ・パチスロを体験できるマルハンのブース]
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン5/14号に掲載〕
同フェスにはニコニコ動画で企業チャンネルを持つマルハン、サミー、KYORAKUもブースを出展した。
ニコニコ超会議は「ニコニコ動画のすべて(だいたい)を地上に再現する」をコンセプトに、ニコニコ動画のあらゆるジャンルを網羅した巨大フェスイベント。「歌ってみた」「踊ってみた」「アニメ」「ゲーム」「政治言論」「囲碁将棋」など、お気に入りのジャンルを目指ざす人が集まった。イベントは幕張メッセの展示ホールすべてを使った「ニコニコ超会議」と、イベントホールで行われた「ニコニコ超パーティー」で構成。海浜幕張駅から幕張メッセまでの道は2日間とも長蛇の列ができた。
[写真=パチンコ・パチスロを体験できるマルハンのブース]
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン5/14号に掲載〕
■ ピーアーク 日本最大のフリマに特別協賛 新入社員研修の場としても活用
関東でホールを展開するピーアーク(本社/東京都中央区)が特別協賛した『ピーアーク presents 幕張メッセ"どきどき"フリーマーケット2012』が3日から5日までの3日間、千葉・幕張メッセで開催された。
ピーアークは約6万平方メートルの会場の中央部にブースを出展。ジャンボパチンコやUFOキャッチャー、塗り絵コーナーなどのほか、同社オリジナルキャラクター・ピーくんを図柄に使用したオリジナルパチスロなどを展示。多くの子供たちが列を作り、ゲームを楽しんだ。
[写真=会場ではピーアークのオリジナルキャラクター・ピーくんのアドバルーンが目をひいた]
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン5/14号に掲載〕
ピーアークは約6万平方メートルの会場の中央部にブースを出展。ジャンボパチンコやUFOキャッチャー、塗り絵コーナーなどのほか、同社オリジナルキャラクター・ピーくんを図柄に使用したオリジナルパチスロなどを展示。多くの子供たちが列を作り、ゲームを楽しんだ。
[写真=会場ではピーアークのオリジナルキャラクター・ピーくんのアドバルーンが目をひいた]
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン5/14号に掲載〕
■ 平川商事 岩手の被災者200人を 女子サッカー観戦に招待
4月29日に盛岡市の「岩手県営運動公園陸上競技場」で開催された女子サッカー「なでしこリーグ」の「日テレ・ベレーザVSジェフ千葉レディース」戦を岩手県内の仮設住宅で暮らす被災者約200人が観戦した。
東日本大震災で大きな被害を受けた大船渡市、陸前高田市、釜石市、大槌町、遠野(仮設住宅)からの女子サッカー観戦バスツアーを企画したのは、食品・不動産・スポーツ振興などの事業を行う平川商事。賛同した県内のホール企業12社の協賛を得て、被災者を招待した。
[写真=子供からお年寄りまで大勢の人が試合を楽しんだ。協賛したホール企業は(株)北上文化、(有)公楽、インディ商事(株)、東洋商事(有)、金盛商事(有)、(株)アキヤマ、(株)合田観光商事、(有)東興、(有)鳩林商事、(株)朝日、(株)日興産業、哲商事(株)の12社]
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン5/14号に掲載〕
東日本大震災で大きな被害を受けた大船渡市、陸前高田市、釜石市、大槌町、遠野(仮設住宅)からの女子サッカー観戦バスツアーを企画したのは、食品・不動産・スポーツ振興などの事業を行う平川商事。賛同した県内のホール企業12社の協賛を得て、被災者を招待した。
[写真=子供からお年寄りまで大勢の人が試合を楽しんだ。協賛したホール企業は(株)北上文化、(有)公楽、インディ商事(株)、東洋商事(有)、金盛商事(有)、(株)アキヤマ、(株)合田観光商事、(有)東興、(有)鳩林商事、(株)朝日、(株)日興産業、哲商事(株)の12社]
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン5/14号に掲載〕
■ ダイエー キャップ280kg寄贈 子供たちにワクチンを
福島県を中心に、関東全域でホールを経営するダイエー(本社/福島県)は4月24日、ペットボトルのキャップ280kg(11万2000個相当)分を福島民友社に寄贈した。
同社ではこれまで、ペットボトルのキャップを集め、途上国の子どもたちにワクチンを贈る「エコキャップ運動」に継続して参加している。寄贈したペットボトルキャップの累計回収量は27万7480個。ポリオワクチンに換算すると346人分に相当する。
[写真=今回寄贈したキャップは280kgに上る]
〔週刊アミューズメントジャパン5/14号に掲載〕
同社ではこれまで、ペットボトルのキャップを集め、途上国の子どもたちにワクチンを贈る「エコキャップ運動」に継続して参加している。寄贈したペットボトルキャップの累計回収量は27万7480個。ポリオワクチンに換算すると346人分に相当する。
[写真=今回寄贈したキャップは280kgに上る]
〔週刊アミューズメントジャパン5/14号に掲載〕
■ 日電協 プロ野球に被災者招待 被災地支援活動
日本電動式遊技機工業協同組合は4月28日、宮城県仙台市の『クリネックススタジアム宮城』で開催された東北楽天イーグルスVS北海道日本ハムファイターズの公式戦に、宮城県内のスポーツ少年団軟式野球チーム8チームの選手並びに保護者等200名を招待した。
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン5/14号に掲載〕
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン5/14号に掲載〕
2012年5月6日日曜日
【コラム】店長力UP講座・マーケティング入門(3)
【第3回】外部の環境を分析する(マクロ視点)
今回からいよいよ、店舗戦略策定からマーケティング施策までの具体的な流れを説明させて頂きます。今回使用するフレームワークは「PEST分析」と「5F分析」です。
戦略策定において先ず行うべきことは、自店舗の周りがどういった外部環境になっているのかを把握することです。今回はマクロの視点で外部環境を分析する手法をお伝えします。
「PEST分析」のPは政治(Politics)、Eは経済(Economics)、Sは社会(Society)Tは技術(Technology)を意味します。
パチンコ営業はそもそも許可営業ですから、Pの政治は、法律改正や消費税率変更など、業界全体に極めて大きな影響力があります。Eの経済やSの社会も、景気動向やそれがもたらす消費マインドの変化と言う意味で重要です。Tの技術は、液晶技術の進化が遊技機価格に与えたインパクトは大きいですし、今後の技術革新によっては、パチンコの遊び方それ自体が変化するかもしれません。
このようにPEST分析をすることで、現在若しくは短期的な将来に、どのようなマクロ的要素が自店舗に一番影響を与えるかを把握することが出来、そのことが自店舗の戦略の大まかな流れを決定することに繋がります。喫緊の問題で例を言えば、消費税率の変更が挙げられます。当然いち企業で対応する問題ではありませんが、実際そうなった時に自社や自店舗はどう動くのかを社内で検討しておくことで、今現在から取り組むべきマーケティング課題が見えてきます。
次にPEST分析よりも、もう少し視点を絞った分析を行います。ここで使用するのが「5F分析」です。マイケル・ポーター教授が提唱したフレームワークの一つで、現状の業界構造や業界の魅力度を分析します。
5Fとはファイブフォース(5つの力)と言う意味で、1つ目が売り手の交渉力、2つ目が買い手の交渉力、3つ目が新規参入の脅威、4つ目が代替品のサービス、5つ目が業界内の力を指します。力の順番に意味はありません。
それぞれを簡単に説明すると、売り手とは自分がお金を払う相手(機械メーカー)、買い手とは自分がお金を貰う相手(遊技客)、新規参入とは参入障壁の厚さ、代替品とはパチンコに替わる娯楽(公営ギャンブル・携帯ゲーム)、業界内とは競合店舗になります。
5F分析をする意味は、その業界の構造や魅力度を分析することで、5つの力のうち、自店舗の利益を奪う一番の要因は何かを特定し、その要因をいかに弱くさせるのかを考えることで、自店舗の店舗戦略に役立てることです。
5F分析する上での留意点は、業界をどう定義するかということです。単に「パチンコ業界」とするのではなく、視野を広げて「レジャー業界」、または狭めて「1円パチンコ業界」と定義すると、それぞれ導き出される結論が変わってきます。
今回はマクロ視点での外部環境分析の手法をお伝えしましたが、次回はミクロ視点での外部環境分析、その先にある内部環境分析について説明させて頂きます。
============
【第2回】情報を整理する「フレームワーク」
http://amusement-japan.blogspot.jp/2012/04/up2.html
【第1回】戦略を考える上で大事なこと
http://amusement-japan.blogspot.jp/2012/02/up1.html
============
【執筆者プロフィール】
とくだ・ゆきのぶ
福井県出身。大阪経済大学 経営学部卒業、グロービス経営大学院卒業(MBA)。
大学卒業後、新卒採用で大阪府のパチンコホールに入社。その後、出身地に戻り3店舗のパチンコ店経営に携わり2003年から2008年まで代表取締役社長を務める。在任中に国内MBA取得。現在は、パチンコ業界の社会的地位確立・現場能力の向上をサポートするため株式会社STIを設立、人材育成に取り組む
執筆=徳田幸修(STI 代表)
今回からいよいよ、店舗戦略策定からマーケティング施策までの具体的な流れを説明させて頂きます。今回使用するフレームワークは「PEST分析」と「5F分析」です。
戦略策定において先ず行うべきことは、自店舗の周りがどういった外部環境になっているのかを把握することです。今回はマクロの視点で外部環境を分析する手法をお伝えします。
「PEST分析」のPは政治(Politics)、Eは経済(Economics)、Sは社会(Society)Tは技術(Technology)を意味します。
パチンコ営業はそもそも許可営業ですから、Pの政治は、法律改正や消費税率変更など、業界全体に極めて大きな影響力があります。Eの経済やSの社会も、景気動向やそれがもたらす消費マインドの変化と言う意味で重要です。Tの技術は、液晶技術の進化が遊技機価格に与えたインパクトは大きいですし、今後の技術革新によっては、パチンコの遊び方それ自体が変化するかもしれません。
このようにPEST分析をすることで、現在若しくは短期的な将来に、どのようなマクロ的要素が自店舗に一番影響を与えるかを把握することが出来、そのことが自店舗の戦略の大まかな流れを決定することに繋がります。喫緊の問題で例を言えば、消費税率の変更が挙げられます。当然いち企業で対応する問題ではありませんが、実際そうなった時に自社や自店舗はどう動くのかを社内で検討しておくことで、今現在から取り組むべきマーケティング課題が見えてきます。
次にPEST分析よりも、もう少し視点を絞った分析を行います。ここで使用するのが「5F分析」です。マイケル・ポーター教授が提唱したフレームワークの一つで、現状の業界構造や業界の魅力度を分析します。
5Fとはファイブフォース(5つの力)と言う意味で、1つ目が売り手の交渉力、2つ目が買い手の交渉力、3つ目が新規参入の脅威、4つ目が代替品のサービス、5つ目が業界内の力を指します。力の順番に意味はありません。
それぞれを簡単に説明すると、売り手とは自分がお金を払う相手(機械メーカー)、買い手とは自分がお金を貰う相手(遊技客)、新規参入とは参入障壁の厚さ、代替品とはパチンコに替わる娯楽(公営ギャンブル・携帯ゲーム)、業界内とは競合店舗になります。
5F分析をする意味は、その業界の構造や魅力度を分析することで、5つの力のうち、自店舗の利益を奪う一番の要因は何かを特定し、その要因をいかに弱くさせるのかを考えることで、自店舗の店舗戦略に役立てることです。
5F分析する上での留意点は、業界をどう定義するかということです。単に「パチンコ業界」とするのではなく、視野を広げて「レジャー業界」、または狭めて「1円パチンコ業界」と定義すると、それぞれ導き出される結論が変わってきます。
今回はマクロ視点での外部環境分析の手法をお伝えしましたが、次回はミクロ視点での外部環境分析、その先にある内部環境分析について説明させて頂きます。
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【第2回】情報を整理する「フレームワーク」
http://amusement-japan.blogspot.jp/2012/04/up2.html
【第1回】戦略を考える上で大事なこと
http://amusement-japan.blogspot.jp/2012/02/up1.html
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【執筆者プロフィール】
とくだ・ゆきのぶ
福井県出身。大阪経済大学 経営学部卒業、グロービス経営大学院卒業(MBA)。
大学卒業後、新卒採用で大阪府のパチンコホールに入社。その後、出身地に戻り3店舗のパチンコ店経営に携わり2003年から2008年まで代表取締役社長を務める。在任中に国内MBA取得。現在は、パチンコ業界の社会的地位確立・現場能力の向上をサポートするため株式会社STIを設立、人材育成に取り組む
2012年5月5日土曜日
■ 月刊アミューズメントジャパン 2012年5月号
[特集1]
健全なメンタルが起業を強くする ~社員をストレスからどう守るか
◇根本解決は職場の風土作りから ~義務づけられるメンタルヘルス対策
◇発症してからではもう遅い ~企業、上司、トレーナー役が気をつけるべきことは何か
◇タイラグループ(福岡県)の取り組み ~役職者160人にメンタルヘルス研修
[ENTERTAINMENT&BUSINESS]
ラッフルズホテル ~シンガポールに受け継がれる伝統の名門ホテル
スパリゾートハワイアンズ(福島県いわき市) ~震災復興のシンボル 生まれ変わった「きづなリゾート」
■ 「ぱちんこ情熱リーグ」決勝進出6店舗が決定
第3回「ぱちんこ情熱リーグ」決勝大会に進出する6店舗が決定した。
予選順位 店名 (都道府県)
1位 JOY STAGE 松前店 (愛媛県)
2位 べラジオ姫島店 (大阪府)
3位 モナコノース店 (三重県)
4位 いちえん本舗 (大阪府)
5位 ベラジオ本店 (大阪府)
6位 パチンコ玉三郎新潟本町店 (新潟県)
前回優勝の「JOY STAGE」は、決勝進出した『JOY STAGE EVOLUTION』『JOY STAGE 大洲店』の2店舗による合同プレゼンテーションだったが、今回はグループ店『松前店』が決勝に進出。
なお、「ぱちんこ情熱リーグ・決勝大会」は7/18(水)にメルパルク東京にて開催
2012年5月3日木曜日
■ 4人に1人が65歳以上の時代 シニア層重視経営が加速
総務省が4月17日に発表した人口推計によると、2011年の日本の総人口(日本人と外国人の合計)は前年より25万9千人減少し、1億2779万人(前年比0.2%減)だった。
総人口に占める0歳から14歳の年少人口の割合は13.1%で過去最低となった一方で、65歳以上の老年人口の割合は23.3%と過去最高に。少子高齢化が加速する中、企業にとってシニア層の取り込みが急務の課題になっている。
今年3月にオープンした『ダイエー赤羽店』(東京都北区)は、JR「赤羽駅」から徒歩7分に位置するスーパー。商圏人口は約12万人で、このうち50歳以上の割合が4割を超える。こうした地域特性に合わせて、シニア層が求める体型変化や加齢臭抑制といった機能性をも備え、かつファッション性を追求したインナーを強化。栄養バランスや体質改善などのテーマ別に約650品目の健康食品も揃えた。POPやプライスカードは大きく、かつ見やすく配置。館内3カ所のレストスペースや機械式駐輪場、要冷配達サービスなどで、快適な買い物をサポートしている。
「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は「シニア層向け1号店」として東京・代官山に『蔦屋書店』をオープンした。
[写真=「シニア層の原宿」といわれる巣鴨は今後ますます賑わいそうだ(写真はイメージ)]
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン5/7号に掲載〕
総人口に占める0歳から14歳の年少人口の割合は13.1%で過去最低となった一方で、65歳以上の老年人口の割合は23.3%と過去最高に。少子高齢化が加速する中、企業にとってシニア層の取り込みが急務の課題になっている。
今年3月にオープンした『ダイエー赤羽店』(東京都北区)は、JR「赤羽駅」から徒歩7分に位置するスーパー。商圏人口は約12万人で、このうち50歳以上の割合が4割を超える。こうした地域特性に合わせて、シニア層が求める体型変化や加齢臭抑制といった機能性をも備え、かつファッション性を追求したインナーを強化。栄養バランスや体質改善などのテーマ別に約650品目の健康食品も揃えた。POPやプライスカードは大きく、かつ見やすく配置。館内3カ所のレストスペースや機械式駐輪場、要冷配達サービスなどで、快適な買い物をサポートしている。
「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は「シニア層向け1号店」として東京・代官山に『蔦屋書店』をオープンした。
[写真=「シニア層の原宿」といわれる巣鴨は今後ますます賑わいそうだ(写真はイメージ)]
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン5/7号に掲載〕
■ 日遊協 遊技機フェスタ開催決定 6月1日・2日コンセプト機49台を展示
日本遊技関連事業協会は4月25日、「環境フォーラム+ぱちんこ&パチスロフェスタ2012in東京」を6月1日、2日に都内で開催すると発表した。
このフェスタは、現行機80台のほか様々なコンセプトの試作機49台(パチンコ17台、パチスロ32台)を展示してファンや業界関係者から意見を収集することと若年層の遊技のきっかけ作りを目的としている。会場では夏の節電対策や節電に関する製品・サービスも紹介する。
開催概要は下記の通り。
◇日時:6月1日 業界関係者対象、6月2日 一般ファン対象、両日10時開場
◇場所:ベルサール秋葉原 東京都千代田区外神田3-12-8
◇入場料:無料
◇問い合わせ先:日遊協 03-3553-4333
〔週刊アミューズメントジャパン5/7号に掲載〕
このフェスタは、現行機80台のほか様々なコンセプトの試作機49台(パチンコ17台、パチスロ32台)を展示してファンや業界関係者から意見を収集することと若年層の遊技のきっかけ作りを目的としている。会場では夏の節電対策や節電に関する製品・サービスも紹介する。
開催概要は下記の通り。
◇日時:6月1日 業界関係者対象、6月2日 一般ファン対象、両日10時開場
◇場所:ベルサール秋葉原 東京都千代田区外神田3-12-8
◇入場料:無料
◇問い合わせ先:日遊協 03-3553-4333
〔週刊アミューズメントジャパン5/7号に掲載〕
■ 全日遊連全国理事会 貯玉・再プレーなどガイドライン作成へ
全日遊連は4月25日に全国理事会を開催。理事会後の記者会見で、警察庁がホール関係団体へ通知した、貯玉再プレー手数料・遊技ポイントについて言及した。執行部は「手数料の徴収や遊技ポイントがNGということは粛々と進めていくし、執行部からも進めてほしいと伝えた」と説明。来店ポイントの扱いも含め「通知文を元にしながら、早急に何らかのガイドラインを作っていきたい」とした。
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン5/7号に掲載〕
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン5/7号に掲載〕
2012年5月2日水曜日
■ 回胴遊商 幼児車内放置ゼロを目指す 5月1日より駐車場を巡回
回胴式遊技機商業協同組合は5月1日より、幼児の車内放置ゼロを目指して、組合員によるホールの駐車場の巡回活動を開始する。
今年は5月から10月末までの6カ月間を「強化月間」と定め、組合員各社に所属する遊技機取扱主任者などの従業員がホールに到着したときか帰るときのどちらか1回、駐車場を巡回する。
[写真=従業員は巡回時に写真のビブスを着用する]
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン5/7号に掲載〕
今年は5月から10月末までの6カ月間を「強化月間」と定め、組合員各社に所属する遊技機取扱主任者などの従業員がホールに到着したときか帰るときのどちらか1回、駐車場を巡回する。
[写真=従業員は巡回時に写真のビブスを着用する]
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン5/7号に掲載〕
■ マルハン アマアスリート支援 総額1500万円を提供
マルハンは4月25日、アマチュア・アスリート支援プロジェクト「第2回マルハンWorld Challengers」の募集を開始した。
この企画は、夢を諦めず世界へ挑戦し続ける多くのアマチュア・アスリート(一部プロを含む)の応募者から、公開オーディション形式で協賛対象者を選抜して支援を行う日本唯一のプロジェクト。協賛金額は総額1500万円を予定している。
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン5/7号に掲載〕
この企画は、夢を諦めず世界へ挑戦し続ける多くのアマチュア・アスリート(一部プロを含む)の応募者から、公開オーディション形式で協賛対象者を選抜して支援を行う日本唯一のプロジェクト。協賛金額は総額1500万円を予定している。
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン5/7号に掲載〕
■ ABC コンサートに特別協賛 計600人を招待
静岡県を中心にホールを展開するABCが特別協賛した「ABC音楽の贈りもの モーツァルトのやさしい調べV」が4月28日に開催された。
このコンサートは音楽文化の普及、地元音楽家への演奏活動を支援する「NPO法人 音楽の架け橋・メセナ静岡」が主催したもの。同社では同NPO法人の活動に共感し、特別協賛。障がい者など計600名を招待した。
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン5/7号に掲載〕
このコンサートは音楽文化の普及、地元音楽家への演奏活動を支援する「NPO法人 音楽の架け橋・メセナ静岡」が主催したもの。同社では同NPO法人の活動に共感し、特別協賛。障がい者など計600名を招待した。
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン5/7号に掲載〕
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