2012年11月5日月曜日

■震災後の意識調査 余暇選択「自分らしさ」重視

『レジャー白書2012』では、東日本大震災後のレジャーに対する意識調査も行った。その結果、震災後に「余暇活動の状況は変わっていない」が73.0%に上った。楽しむことへの考え方に関しては、81.1%が「豊かな人生を送る上で『楽しむこと』は不可欠」、71.3%が「被災地の人も楽しむことができてこそ、本当の復興」と考えている。レジャー白書では「震災後、楽しむことについて後ろ向きな気持ちを感じる一方で、復興を目指すためにも余暇に積極的であろうとする意識が見られる」と分析する。

余暇を楽しむために重視しているものとしては、「一緒に『楽しんで』くれる相手」を挙げる人が74.1%に上り、年代別では10代から30代まで男女ともに多かった。「もっと楽しむ」ために「情報」「サービス」「能力」を欲しているとの回答がいずれも5割を超え、「楽しむ」ことへの積極的な姿勢がうかがえた。
このほか、余暇の選択基準として「自分が満足できる活動」「自分らしいオリジナルな楽しみ方」「自分で選択・参加できるサービス」を重視する回答がそれぞれ6割を超えていることから、「自分らしさ」が参加する余暇を選ぶ上で重要なポイントになっている傾向が見られた。

〔週刊アミューズメントジャパン11/5号に掲載〕

0 件のコメント:

コメントを投稿

注目の投稿

■回収対象3次リスト機、ホールに40万台

回収対象遊技機 3次リスト残40万台 年内回収へ、撤去着々と 「検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機」として日工組が公表した回収対象遊技機の撤去、回収状況を本紙が調べたところ、8月29日現在で1次、2次リストで公表された機種は、ほぼ回収が完了した模様だ。残る3次リストの...