広島県福山市(羽田晧市長)が7日、福山市遊技業協同組合(富山長鎬理事長)とホール8店舗の自走式立体駐車場を津波発生時の一時避難施設として使用する協定を締結した。広島県内の自治体が津波を想定した一時避難施設を指定するのは初めて。同市では今後、市内の全ホールと協定を結ぶ考えだ。
今回、市から一時避難施設として指定されたのは、自走式立体駐車場を保有する『アクシスツー』『ガイア新涯』『グレート・ハリウッド800、800アルファ』『セブン&エイト』『福山コロナ』『ラッキーウエスト』『ラフェスタ2』『ローズ&ピア』の8店舗。このほか、ホール以外では高台に位置するテクノ工業団地が指定された。
福山市遊技業協同組合の富山長鎬理事長は「昨年の12月に市から相談があり、協議したところ組合員からすぐに賛同が得られた」と言う。
港湾部を取り囲む堤防のすぐ内側に位置する『福山コロナ』の桑門学店長は、「これまでペットボトルキャップの収集や地域清掃など、無理に背伸びをせず、自分たちにできる社会貢献を継続してきた。自走式立体駐車場を一時避難施設として提供することもその延長。地域住民の方々に安全・安心を提供できることに意義がある」と言う。
〔詳しくは週刊アミューズメントジャパン2/27号に掲載〕
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