関東でホールや飲食店などを経営する東和産業(本社/東京都港区)は、1日に都内で開催された省エネ大賞表彰式で、資源エネルギー庁長官賞(省エネ事例部門 CGO・企業等分野)を受賞した。
東和産業は、岸野誠人副社長をCGO(最高環境責任者)とした省エネ対策本部を設置し、業種の枠を超えた省エネ活動を展開。ホール24店舗、飲食店116店舗、カラオケ・ゲームセンター4店舗の電気使用量の見える化を推進するため省エネ担当者として現場従業員約50人を省エネ担当者に任命。デマンド監視装置を導入したほか、日置電機のコンサルタント指導によって従業員の省エネ意識を高めて管理体制を整備。運用ルールを策定し、実温による室内温度の管理徹底や、時間帯別の照度管理、装飾用照明の間引き・消灯によって使用効率を向上した。
また、エアコン室外機噴霧散水装置、空調機自動制御装置(BEMS)、LED照明を導入し、前年比で年間の電気使用量を13%(4月から7月は同期比で27・5%)削減。投資回収は約1・6年の成果を挙げた。
[写真=CGOとして省エネ活動を推進した岸野副社長]
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